朝茶を忘れて旅立ったら、たとえ七里の道を　戻ってでも飲んだほうがよい。朝茶を飲めば、その日の災難よけになるからだ。

味見もしないできらうこと。つまり食わずぎらい。転じて、真実を知ろうとしないで、頭からきらうこと。

この場合の「味」は、うまみとかおもしろさという意味。うまいことをする、気の利いたことをする、なまいきなことをする、てぎわのよいことをするなどの意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚でも千里の距離を泳ぐには、長い時間がかかる。学問も同じで、一つのことをきわめようとすれば決して短時間でなしとげられるものではない。

 

うなぎは、水流をさかのぼる時、元気よくさかのぼる。湿り気があれば陸地でも進める。同様に人の出世、物価、気温がぐんぐん上がることをいう。

瓜は厚く皮をむき､柿は薄くむくものという意味。

 

 

薬を手放さずに、常に飲んでいる人をいう｡

 

 

 

 

武士が帰農することをいう。

 

小さくても切り身ではないということから、力はなくとも、一国一城の主人であるという意味。

 

 

どちらとも区別のはっきりしないことのたとえ

 

 

 

世間でつらい目にあうこと。辛酸をなめること。

甘い柿はくずれやすく、渋柿は長もちする。無用の者の長生きするのをいう。

何でも好き嫌いなくたべること。

ショウガは、５月に芽を出す。

 

食後のひと眠りは、健康のために大変効果がある。

役に立たないことをいう。

 

 

 

あるはずのないことをたとえていう。「あら」は魚の骨やひれなど。

 

 

いつまでたっても埒のあかないこと。

鶴の声は、力強く響き、他の鳥を威圧する。話が決定しないときなど、権力者の一言で決定することをいう。

 

 

 

到底、出来難いことの形容に使う。

 

 

 

熱いものが嫌いな人は、よく味わいもせずに飲み込んでしまう。「猫舌」は熱いものが飲み食い出来ない人のこと。

 

 

「腑」は臓腑のことで、昔はこの腑に思慮分別が宿ると考えられていた。腑におちない。おさまらないということは理解しがたいということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生活上の世話をすることをいう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強運でとんとん拍子によいことが続く状態と反対に落ち目になった時の状態をいう。